Chumbyで日本語を表示するサンプルプログラム作成

こうなる

ChumbyFlashについて

項目 バージョン 備考
ActionScriptバージョン 2.0 Flash8で作成したコンテンツ相当
*最新はActionScript3.0で、Flash9相当
ChumbyFlash Flash Lite 3.0 Flash Player,Flash8を元に作られた

作成手順

  1. ActionScript2.0のコードを作成(〜.asファイルを作成)
  2. 1で作成したソースをコンパイル(〜.swfファイルを作る)
  3. Chumbyコンパイルしたswfファイルを持っていく
  4. Chumbyで動作確認

1. ActionScript2.0のコードを作成(〜.asファイルを作成)

MTASCを解凍したディレクトリに以下のファイル(HelloWorld.as)を作成

class HelloWorld.Main
{
  public static function main():Void
  {
    _root.createTextField("t",2,20,20,300,30);
    _root.t.text = "Hello!!! はろーわるど";
    _root.format = new TextFormat();
    _root.format.font = "_typewriter"; // _typewriterを指定することでChumbyで日本語フォントを使うようになる。
    _root.format.size = 20;
    _root.t.setTextFormat(_root.format);
  }
}

参考:
カーラッピングにコーティングできるか?|カーラッピングとは
http://www.saturn.dti.ne.jp/~npaka/flash/as20/LabelEx/index.html

2. 1で作成したソースをコンパイル(〜.swfファイルを作る)

$ ./mtasc -swf HelloWorld.swf -main HelloWorld.as -header 400:400:30

そうすると、HelloWorld.swfが出来上がる。これをブラウザにコピーすると動作確認。

3. Chumbyコンパイルしたswfファイルを持っていく

  1. まず、ChumbyUSBメモリをさす
  2. ChumbySSH接続を出きるように設定
  3. 以下のコマンドでChumbyUSBメモリへswfファイルをコピーする
$ scp HelloWorld.swf root@192.168.33.20:/mnt/usb

ChumbySSHログインできるようにするには・・・以下のサイト参照
DSAS開発者の部屋:chumbyにsshログインしてオレオレswfを実行するまでのメモ

4. Chumbyで動作確認

1. SSHChumbyにログイン

$ ssh root@192.168.33.20
・・・Chumbyのアスキーアートが表示されログイン完了
chumby:~# 

2. Chumbyのコントロールパネルを停止

chumby:~# stop_control_panel

3. USBメモリにあるswfを実行

chumby:~# chumbyflashplayer.x -i /mnt/usb/HelloWorld.swf

これで、最初にあった写真のようにChumbyで表示される。
停止するにはCtrl+Cを押す。

コントロールパネルを起動するには、Chumbyの電源を落として再起動するか以下のコマンド実行

chumby:~# start_control_panel >/dev/null 2>&1 & 

参考記事
http://gihyo.jp/lifestyle/serial/01/chumby/0004?page=1