農で起業するを読んでみた

農で起業する!―脱サラ農業のススメ
GWで遊びすぎ。ブログを書く元気もないほど毎日疲れてた。いや、ブログを書くくらいの余力を残してないと生活のリズム狂いまくりって感じ。

さて、実家に帰る直前に読んだのがこの「農で起業する」と言う本。タイトルそのままの内容なんだけど、農業やろうって本です。著者は半導体メーカの技術者として活躍しその後営業としても活躍した(だっけな)バリバリの都会のサラリーマンって感じのひと。その人が農業やろうって思い立ってから、いろいろな苦労もあったけど、サラリーマン時代の経験をうまく農業で生かして自由気ままなお百姓人生を送れるまでになったというお話です。
宮崎県の片田舎。それまで田舎とは程遠い場所にいた著者が、文化の違い、高度に最適化された企業と(たぶんw)、片や最適化とは程遠い農業との違いを乗り越え今に至るという物語。
話の前半は、ほとんど勘で行われているような農作業をどのようにデータ化し、次に生かすか。定量化し分析するというこれまでの農業になかった考え方(いや、ある程度はあったんだろうけど、著者のようにやったことがある人はいたんだろうか?)を実践し、その結果無駄を省いて余暇を作り、そのうえ利益まであげることができたという話。
本書の後半は著者の思いをぶちまけてる感じwそれもかなり感情的に。いや、むしろ熱い人柄が伝わってくるので、おもしろい。


と、こういう話なんだけど、うちの実家は実は兼業農家。著者が移り住んできた宮崎の綾町よりもっと田舎の。今は、父親がお米を作ったりしている。で、実家に帰ったときこの本を置いてきたw
もともと田舎にすむ半農家の人間にこの本はどう移るのかなと思いつつ。また、感想を聞かせてもらおうと思う。

そして、うちの田舎がここ↓
http://www14.ocn.ne.jp/~tomiyama/
「とみやま」って地名がある訳ではないけど、「とみやま地区」と呼ばれているあたりの、静かな(虫とカエルと川の音しかしない)場所です。なんにもないようで、目を凝らして見てみると意外とおもしろいものもあったり。お酒とか、お米とか、最近は陶芸家もこしてきてたり。そして、地区の若い人たちがお祭りやなんやら盛り上げようとしてるみたい。ガンバレ田舎。そして、このホームページもいっぱい更新されるようになればいいね。