「多読術」を読んでみた
千夜千冊という書評サイト(?)をやっている松岡正剛という人の本で、いっぱい本読む人っていうことしか知らなかったんだけど面白そうなので買ってみた。
自分は技術系の本とかビジネス書はよく読むんだけど(と言ってもホントに読む人からしたら大して読んでないいよ)、それ以外の本ってあんまり読まない。読んでも小説くらい(それもかなり偏ってる)。
そんな自分でもたくさん本が読めるようになりたいなとも思って、本を読むための本ってのを結構買った。速読とか、速読とか、速読とか。
しかしこの本は、本を速く読もうとか、こうすればたくさん読めるとか技術的な事を教えてくれるだけの本ではなく、これまでの本の読み方ってのを一変させるような「本との向きあいかた」についても教えてくれる。
本の前半にある、松岡正剛氏がどのように多読術を身につけてきたかという子供時代からの生い立ちも面白い。
核となる内容は本書を読んでもらうとして、自分のメモとしてキーワードをあげておく。
- 本を読む前から読書は始まっている
- 三冊の並びを意識する
- 目次をしっかり読む、そして想像する
- 読書はカジュアル
- 読書はコラボレーション、コミュニケーション、編集すること
- 読書は複合的
- 本はノート
- 「書くモデル」「読むモデル」
- 意味を交換するためのエディティング・モデル
- 情報は編集構造として動的に維持される
- 理解のコミュニティ
- マッピング
- 年表
- リンク
それにしても、この本には色んな本や人の事が出てきたけど、ほとんど知らないよ(_ _)だいたい雰囲気で読んでたんだけど、いつかわかるようになるのか、おれ。