日本Androidの会 2010年1月のイベントに行ってきた。

そういえば、初めてのAndroidのイベントだ。
勉強会/2010年1月のイベント - 日本Androidの会(日本アンドロイドの会)

ビジネスよりの話で難しかったんだけど、NTTドコモ サービス&ソリューション開発部 部長 栄藤 稔さんの話でワイヤレスブロードバントの説明がおもしろかった。

まずは、通信速度の話の前にバッテリーの話があった。CPUの処理速度がどんどん大きくなるのにたいし、バッテリーの性能は12年で2倍にしかなっていないらしい。処理速度をあげるにはバッテリーをくうらしい。つまり、モバイル端末はただ単に処理速度をあげてパフォーマンスあげていけばいいやっていう考えはできないという。モバイル端末はどんどんThinクライアント化する方向にいくしかなく、そこで、最近流行りのクラウドへとつながっていく。

あと、携帯とかのデータ通信HDSPとか?は上りと下りの通信速度が違う(通常上りの方が遅い)のは、このバッテリーによるところがあるためらしい。下りは基地局の電力で送ってくることになるから、それだけ速くできるんだって。アプリ開発者はこのあたりも考えて設計しないといけない、とも言っていました。
(Softbankのホームページによると「上り最大384kbps/下り最大7.2Mbps」らしい。)
モバイルデータ通信(携帯電話からの接続) | サービス | モバイル | ソフトバンク
そうそう、携帯端末の通信方式を全部Wi-Fiを使ってやればいいじゃんという話にならないのはこういうこともあって、と言うことみたい。Wi-Fiは上り下りで通信速度変わったりすることないから、バッテリー食うじゃん、ということだと思う。

そして、次の通信方式はLTEというやつっぽい。Long Term Evolution - Wikipediaくだり100Mbpsとかなんだ。はえー。これだったら、Wi-Fiいらんね。

えっと、全体としてはもっとクラウドのとか、その辺(Googleとか)とどうやって協業(docomoとかが)していくかとか言う話があったんだけど、うまくまとめられないので、断片的に気になったところをメモするにとどめる・・。