Ubuntu9.10とgLablesとCanon MP640で名刺を作る。

Linux用のラベルや名刺を作るgLablesというソフトがあるらしいので、これで名刺を作ってみることにした。
gLabels
簡単にデザインした名刺のイメージがこれ。

なかなかシンプルで分かりやすいインターフェースなので、すぐに作ることが出来た。
ちょとハマったのが印刷するまでの用紙の設定とか。結局このソフトから直接印刷が出来なかったので(なぜか印刷ってやってもプリンタの画面に準備中って表示されてすぐ消えてしまい何も起こらなかった)、いったんPDFに出力してそこから印刷という工程をとることでなんとか印刷できた。

gLablesでテンプレートを作成

日本の名刺サイズは一般的に55×91mmらしいんだけど、gLablesに用意されているテンプレートの中にはこのサイズが無かったので自分で作ることになる。

  1. まず、「編集」>「gLabelsの設定」を選択し設定ダイアログを開く
  2. ローケールタブの単位で「ミリ」を選択しておく。
  3. 次に、「ファイル」>「テンプレートデザイナ」を選択し55×91mmのテンプレートを作成する

まず、縦(55mm)横(91mm)のサイズを指定

ラベルの形状は長方形を指定

次に余白とかを指定するみたいだけど、とりあえず初期値で。

レイアウトの数。一ページにいくつ印刷するかだと思うが、ここでは1つなので1のまま。

レイアウト。微調整をしたらだいたい以下の数値で真ん中にくるようになった。

ここまで出来たら準備完了!後はこのレイアウトを使って絵を描いてゆく。


出来上がったら、保存をして、印刷!って出来ればいいんだけど、初めに言ったようになぜかgLablesからは印刷出来なかった。そこで、「ファイル」>「印刷」と選択し印刷ダイアログを出したところで、「全般」タブの中段の右側に「出力形式」とある。ここで「PDF」を選択して印刷をすると作った名刺がPDFで出力される(保存先は適当に選んで)

PDFではこんな感じになってる。結構そのままPDFに変換されててなかなかいい感じ。

PDFで「ファイル」>「ページ設定」を選択し設定ダイアログを開くと用紙サイズを指定できる。ここで、「Card 2.16 x 3.58 55.0 x 91.0mm」を選択して適用。用紙の向きは縦でいいはず。

あとは、「ファイル」>「印刷」を押して印刷するだけ!


そしてそして出てきた名刺がこれ。

ちょっと左に寄ってるんだけど、意外とよくできてる。あとは、微調整していけばいいだけかなー。やた。


そうそう、Canon MP640では名刺は後ろのトレイに縦に置くみたい。こんなんで出来るのかなーと思ったけど出来ましたね。